完結

月夜に手を伸ばす

ホラー・サスペンス

更新日:2020年10月26日

R-15

月夜に手を伸ばす

第1章

 
「ふふふふふっ…」

マリの部屋に着いた俺の耳に入ってきたのは、不気味な笑い声だった。気味悪く静かな部屋に響いている。

「な、何笑ってるんだ?」

「だ、だって…」

と滲んでいる涙を人差し指で拭いながら、もう一つの人差し指でパソコンの画面を指さした。


そこにはリモート同窓会の画面が映し出されている。

さっきまで元気だったはずの姿の三人は居ない。

三画面には生々しい血しぶきが付着している。

ミホの姿は見えず、サイトウは血塗れで仰向けの状態、サトシは腕を付いて、そこに血だらけの頭が乗っている状態で映し出されていた。

画面はその三人の返り血を浴びたように、赤く塗られていた。


「え…な、なに…これっ…」

「三人ともバカ…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2020年10月26日

作品情報

彼女の部屋に着いた俺に聞こえてきたのは…
不気味な笑い声だった。

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