完結

お母さん、お元気ですか。

恋愛

更新日:2020年10月29日

お母さん、お元気ですか。

第1章 1

「お母さん、お元気ですか。俺は今、包丁を研いでいます」



柔らかくて、高めで、少年のような声色。
17歳だった私は、テレビから流れたその一言で恋に落ちた。
理由も分からなかったが、雷が落ちるようだとはこういうことなのだと思った。



この台詞は、当時放送されていたドラマ「只今板前修業中」第一話、冒頭のナレーション。
映像では役者の顔すら映っていなかったけど、一生この声の人に着いていこうと決意するには十分だった。
そのくらい、私にとってその声が、その声の持ち主が魅力的だった。

この人のために生きていこうと決めた。
そのためだったら何だってする。
今では、この出会いの前まで何を楽しみに、どうやって生きていたのか分からな…

もくじ (8章)

  • 第1章 1 第1章 1

    第1章 1

    2020年10月29日

  • 第2章 2 第2章 2

    第2章 2

    2020年10月29日

  • 第3章 3 第3章 3

    第3章 3

    2020年10月29日

  • 第4章 4 第4章 4

    第4章 4

    2020年10月29日

  • 第5章 5 第5章 5

    第5章 5

    2020年10月29日

  • 第6章 6 第6章 6

    第6章 6

    2020年10月29日

  • 第7章 7 第7章 7

    第7章 7

    2020年10月29日

  • 第8章 8(終) 第8章 8(終)

    第8章 8(終)

    2020年10月29日

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一つの台詞から突き動かされた、私とあなたの10年間の話。

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