完結

胸が鳴る

ヒューマンドラマ・日常系

更新日:2020年10月30日

胸が鳴る

第1章 朝、いつもの部屋

朝、目覚める。
いつもの部屋の風景だ。
手を伸ばして、携帯のアラーム予約を切る。


歳のせいか三十代も後半になると目覚ましより早く起きてしまうこともよくある。水木しげるは「“睡眠力”は“幸福力”」と言っていたけど、確かに幸せな気分が減ったようなきがする…などと心で呟きながらベランダ側の紺色のカーテンを少し開けた。太陽が差し込む。


窓の外は晴れてはいるが、ようやく秋がくる気配がしている。
もうすぐ金木犀の匂いがしてくると思うとそわそわしてくるような心持ちになる。


携帯でFMラジオを付ける。
男性のディスクジョッキーが話し出す。この人はダンディーな所謂男前らしいが「涙もろい」ような印象の声を出す。


この部…

もくじ (2章)

修正履歴
  • 第1章 朝、いつもの部屋 第1章 朝、いつもの部屋

    第1章 朝、いつもの部屋

    2020年10月30日

  • 第2章 そして、海へ 第2章 そして、海へ

    第2章 そして、海へ

    2020年10月30日

作品情報

いつもの部屋で目覚め、いつものように部屋を出る。
いつもの日常のなかで。

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