完結

私からあなたへこの思いを届けよう

シナリオ・企画書

更新日:2020年11月21日

私からあなたへこの思いを届けよう

第1章 花火を観にくる理由は人それぞれ。それでいいんです。


その瞬間。

光に照らされるみんなの顔を見るのが、私はたまらなく好き。

まばたき、呼吸、会話。

それらを忘れた静寂の時間。

季節が夏であったなら、暑さを感じないくらいの清涼感を吹かせてみせる。

ほら、今晩もあの1組の親子が息を飲んで見上げているよ。

小さな子どもはかき氷を食べるのを忘れ、その瞳が苺色に染まる。

私は幸福な家庭を見守る存在でありたい。





この瞬間。

口を開いたみんなの顔を見るのが、この上なく愛しくて。

疲れ、自惚れ、恐れ。

これらを置いた至福の時間。

季節が秋であったなら、切なさを感じないくらいの温かい空気感を醸してみせる。

ほら、今宵もあの1組の仕事仲間がそんなこともあるさと見上げているよ。

涙を流す後…

もくじ (1章)

修正履歴
  • 第1章 花火を観にくる理由は人それぞれ。それでいいんです。 第1章 花火を観にくる理由は人それぞれ。それでいいんです。

    第1章 花火を観にくる理由は人それぞれ。それでいいんです。

    2020年11月21日

作品情報

一期一会のあなたに贈ります。(716文字)

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