ストレプトカーパス

シナリオ・企画書

更新日:2020年12月10日

ストレプトカーパス

第1章 monogatary花束 第1グループ ストレプトカーパス

いつもと同じ、窓際の席に腰を下ろした彼女の元へ紅茶を運ぶ。
ふわりと漂う湯気は、空間を少しばかり温めていた。

「ストレプトカーパス……」

彼女が呟く。小さく、優しく。
僕はその先の言葉を待った。

「素敵な花ですよね。花言葉は――」
「ささやきに耳を傾けて」
「そう、それを知って尚更……」

僕の言葉に視線を落とす彼女。
いつもより少しばかり光が弱い、その瞳。
それらに目を奪われながらも、僕はただ、彼女の言葉を待つ。

「……私の話を、幸せで残酷な話を、してもいいですか?」
「……はい」

間を置いてから尋ねた彼女に、少し遅れて返事をする。
それは、僕がただ彼女に見惚れていたからではない。

『幸せで残酷な話』

美しいと思っ…

もくじ (1章)

  • 第1章 monogatary花束 第1グループ ストレプトカーパス 第1章 monogatary花束 第1グループ ストレプトカーパス

    第1章 monogatary花束 第1グループ ストレプトカーパス

    2020年12月10日

作品情報

この作品は、リレー小説企画「monogatary花束」第1グループ第5話です。

 【第1グループ】①麻葉こより 
         ②ちりめんじゃこ
         ③annko
         ④如月雫
         ⑤藍月ぴゅあ
         ⑥コブシ    
         (敬称略)

 テーマ:ストレプトカーパス「ささやきに耳を傾けて」

―企画への熱い想い―

自分以外の誰かが紡いだ物語の続きを書く……。それは私がやってみたかった夢でもありました。

皆様から繋がれた素敵なバトンが、ついに私の元へやって来ました!
美しく温かい世界観のお話で、私によって壊れてしまわないか心配でたまりませんでしたが、なんとか書き上げました……!
如月さんから頂いたバトン、上手く繋げていられれば幸いです。

それでは……アンカーのコブシさんへ、バトンをお渡し致します!

物語へのリアクション

お気に入り

0

読書時間

4分

コメント

10

リアクション

18

関連作品

このページの内容について報告する