能力者達の仕事
第1章
私の左手は炎を灯すことが出来る。
「それだけかよ!」と保が馬鹿にする。
口をとんがらせ変顔をして
深層特殊能力班のみんなを威嚇する。
「私だって何でこんな能力なのか知らないって!文句なら班長に言ってよ!」
扉がバタンとあき、腰を折って大男が入ってくる。
オデコから飛び出てる一角は、天に向かっていた。
まぁ。誰も文句は言えないよな。
班長を見上げながらチラリと保を見る。
保には、時空に穴を開ける能力がある。簡単に言えば「ド○エモン」の四次元ポケットのようなモノだ。
この班は、世の中の不思議の部分で起こった事件を解決する部署だ。
もちろん無能力者では、不思議な世界で人を助ける事はできない。
特殊能力を駆使し協力しあ…
もくじ (1章)
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