完結

きっと指先に

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更新日:2021年1月15日

きっと指先に

第1章

今日は、何度目かの記念日ですね。
あなたは隣に居ないけれど。
いつもと同じ、肌寒い夜。
またやって来た、眠れない夜。

今日も枕に話を聞いてもらうのです。
素敵だと思いませんか。
笑みを浮かべているわたしを見て、あなたは別れてよかったと、そう思うのでしょうね。

出会いは高校二年の春。
放課後、友人に頼まれて、流行りのロックをピアノアレンジで弾いていたわたしに、いきなり告白してきたあなたの表情が懐かしいです。
あなたと過ごした日々は、とても楽しかった。

少しばかり問題児だったあなただけど、そんなあなたと見る世界は、今まで見ていた世界と大きく違っていて、新鮮でした。
けれど、あなたがわたしの元を離れたのは、当たり前の話…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年1月15日

作品情報

わたしの指先には、きっとあなたのおまじないがかけられているから。

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