完結

おやすみ、おはよう

ヒューマンドラマ・日常系

更新日:2021年1月19日

おやすみ、おはよう

第1章

 「おやすみ」が決まって、朝の台詞だった。辺りは真っ暗でも何でもない。明るい朝。だけれど、周りにとってそれは「朝」でも私にとってそれは「夜」で「おはよう」では無く、「おやすみ」なのだ。
 私が見る世界は、昼夜逆転している。つまり、私は昼夜逆転の生活を送っているのだ。朝に眠り、夜に起きると言った方が分かりやすいかもしれない。私の中では、夜に眠り、朝に起きるという解釈なのだけれど。

「おやすみ」

 私はそう言って、自分の部屋へと戻る。両親はこのことに対して慣れてしまったのか、何も言わない。でもたまに昼夜逆転の生活を治したくて、病院に連れていかれはする。それでも私のこの生活は治らない。もう、慣れてしまっている…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年1月19日

作品情報

おはよう、世界。「夜」ではなく、「朝」におはよう。

物語へのリアクション

お気に入り

1

読書時間

3分

コメント

0

リアクション

16

関連作品

このページの内容について報告する