完結

さよならと誰かが言った

ヒューマンドラマ・日常系

更新日:2021年1月23日

さよならと誰かが言った

第1章 濃淡 ①

 夏休みが明け、久しぶりに学校に行くと、髪を短く切っている女子がいたり、眼鏡からコンタクトに変えている男子がいたり、とキャンパス内はイメチェンの嵐に襲われていた。無論、僕はイメチェンなどということには興味が無い。髪を茶髪や金髪にしたいとは思わないし、ピアスを開けたいとも思わない。今の自分に満足しているからだ。
 だが、隣にいる航はどうやら別の意味でイメチェンをしているようだ。姿も前より大分酷いが、精神状態はかなりイメチェンされている。

「航、何かあったか……?」

 僕は机に項垂れる航に言うと、いつもより酷い隈の顔をこちらに向け、まるでゾンビのような唸り声を上げる。その姿も、僕も少しだけ心の中で悲鳴を上げ…

もくじ (8章)

修正履歴
  • 第1章 濃淡 ① 第1章 濃淡 ①

    第1章 濃淡 ①

    2021年1月23日

  • 第2章 濃淡 ② 第2章 濃淡 ②

    第2章 濃淡 ②

    2021年1月23日

  • 第3章 濃淡 ③ 第3章 濃淡 ③

    第3章 濃淡 ③

    2021年1月23日

  • 第4章 濃淡 ④ 第4章 濃淡 ④

    第4章 濃淡 ④

    2021年1月23日

  • 第5章 濃淡 ⑤ 第5章 濃淡 ⑤

    第5章 濃淡 ⑤

    2021年1月23日

  • 第6章 濃淡 ⑥ 第6章 濃淡 ⑥

    第6章 濃淡 ⑥

    2021年1月23日

  • 第7章 濃淡 ⑦ 第7章 濃淡 ⑦

    第7章 濃淡 ⑦

    2021年1月23日

  • 第8章 濃淡 ⑧ 第8章 濃淡 ⑧

    第8章 濃淡 ⑧

    2021年1月23日

作品情報

僕には幽霊が視える。
大学2年生になった僕は、高校2年生になった妹の真昼とあまり仲が良くない。家でも、話したりはしないし、僕も別に真昼には興味が無かった。
だが幽霊が視えるようになった今、その関係は一変した。

———真昼にも幽霊が視えた。

前作『さよならと誰かが言った』
https://monogatary.com/story/116571

『星と涙に亡霊が』の続編です。
https://monogatary.com/story/88703

物語へのリアクション

お気に入り

2

読書時間

じっくり

コメント

8

リアクション

51

関連作品

このページの内容について報告する