完結

jealousy

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更新日:2021年1月25日

jealousy

第1章

 あの日、唇に残った感触を残しながら、私は別の誰かの腕の中で眠る。それは私にとって幸せなことなのに、どうしても彼が残していった感触がやけに生々しく残って、幸せなんて噛み締められなかった。

「どうして、私にキスしたの……」

 私は目の前で私に背を向けてカフェオレを優雅に飲む彼に言う。彼は私と同期の社員だ。私がまだ別の人と付き合う前までは、2人で飲みに行ったり、休日に遊びに行ったりなどもした。
 だが、それは決して好意も愛も絡んでなんかいない。ただの純粋な友情だ。

 男女の友情なんて、存在しないと誰かが言った。でも、私はそうは思わない。友情に性別なんて関係ないと思う。無論、彼もそう思っていた。
 だから私は彼と…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年1月25日

作品情報

それは、好きだと言っているようなものじゃないか。

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