どんな味がするのかな

恋愛

更新日:2021年1月31日

どんな味がするのかな

第1章


画面越しに流れてくる甘い声 ──────

最近流行りの配信アプリ。
私は彼に向かって必死にアピールを続ける。
スマホで打ち付ける言葉の数は多くなった方だ。

私の言葉が彼の音へと変換される度に、胸の鼓動が速くなる。

終息の見えない、パンデミック。

──── 会いたいのに、会えない苦しさ。

そんなものを、透かしてしまうように
スマホから変換される彼の声。
そんな日々が続いた。

── はじめは、声を聴けるだけで良かった。
 それでも、彼の声が私の中に蓄積される度
会いたい気持ちが大きくなる。

彼を知りたい気持ちが大きくなる。日々のやり取りの中で想像出来る最大を考える日々が続いた。

「彼の好きなこと」「彼の好きなもの」「彼の趣味」「…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年1月31日

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人恋しさと心理的生存本能の衝動

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