完結

封印された秘密の呪文

SF・ファンタジー

更新日:2021年2月6日

封印された秘密の呪文

第1章

簡単に世界が壊れてしまうなんて、誰が決めたの?

どうして、今日が最悪なんて顔をしてるの?

君の声が聞きたい――。

          ❋

僕らの世界は、大きなマスクで口元を覆って、言葉が封印されてしまった。

離れた所で、僕は君と目で会話する。
君が瞬きすれば、君の今の気持ちが分かるよ。

君は、今日も悲しい眼差しを僕に向けてくる。
でもね、君がどうして悲しんでいるのか、分からない。

僕は、マスクを外して君に語りかけようとする。
でも、君は全身全霊でそれを止めるんだ。
それをしたら、僕の身体が消えてしまうことを怖れてる。

本当はね、せめて指で君に触れたい。
優しく触れて、君の心の中の悲しみを癒やしてあげたい。
きっと冷えてしまっている柔らか…

もくじ (1章)

修正履歴
  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年2月6日

作品情報

言葉が失われた世界で、
君に会いたい僕は、

世界を開放するという
「封印された秘密の呪文」
を求めて

過去の世界へ旅に出る。

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