完結

朝日の下で

SF・ファンタジー

更新日:2021年2月8日

朝日の下で

第1章

「彩音ちゃん。」
「えっ……。」
片山 彩音ちゃんは本を読んでいてなかなか顔を上げない。
「あっ……ゴメン。」
彩音ちゃんはようやく顔を上げた。彩音ちゃんは、つい先週に引っ越してきた子だ。
とても口数が少なく、内気な子だと一週間一緒にいて分かった。同じクラスで、家が近いから。
「何?上田さん。」
そう。私は、上田 知花という。
「いやっ。そのっ。何でもない。」
「そう。」
すると、背後で声がした。
「知花ぁー。彩音ぇー。わりぃ、待たせたな。」
こう言っているのは、私の大、大、大親友、尾崎 碧だ。
「じゃ、ガッコいこ。」
私は歩き出すと、内ポケットからお気に入りの本を開いて読み始める。
彩音ちゃんも本を、碧は参考書を読みだす。い…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年2月8日

作品情報

大切な親友(碧)を助けるため、ひょんなことから、一日中朝日が昇らない夜の国に迷い込んでしまった少女、知花と、知花と同じクラスに転校してきて仲良くなった少女、彩音。知花と彩音の親友の少年、碧にはとても驚くべき事実があって元の世界に戻れなくなってしまった。そんな碧を「ずっと、三人でいたいんだもん!!」というとても熱い思い。さらに、かたい絆で結ばれているという熱い思い。この二つの思いで、知花と彩音は碧が元の世界に戻れるようにと努力する。しかし、そんな知花と彩音のあいだにも悲しい過去があってー。
ファンタジーと、涙あり、笑いありの友情物語です。

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20分

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