完結

次こそは紋様のある私になりたい。

その他

更新日:2021年2月12日

R-15

次こそは紋様のある私になりたい。

第1章

 さあ、どうしたものか?

 全裸のまま、とりあえずダイニングの椅子に腰かけ途方に暮れる。いよいよ目の前のテーブルに肘もつけなくなってしまったようだ。どうしようもない状態を持て余しながら足元の肉塊を眺めていても、ちっとも解決策は浮かんで来ない。
 まあ肉塊と言ってもその質感はブルンとしているし、豚肉で言えば肩ロースの塊というよりは、豚足のその質感に近い。でも芯となるものを失ってしまったそれは、それだけでは形を保っていられないらしく、私が脱ぎ捨てた状態のままそこにある。そして流動性はあるものの、液体のように床の上に広がってはいかないものだから、ただそこで塊のようにまとまっていた。

 一方で私はというと、さなが…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年2月12日

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