花幻
第1章
週末になると、花を買いに来る男性。
いつも、私にオススメの花を聞いてくれて、
嬉しそうに買っていく。笑顔が仔犬みたい。
「あの人、お前のこと好きなんじゃない?」
「店長。そんなこと、、あってほしいなぁ」
淡い想いのなか、彼は二人でやって来た。
「いつも彼、デートの度に、ここのお花を
くれるんです。素敵なセンスですね」
近々、結婚するそうだ。笑顔が引きつる。
「店長。彼女ありでしたー。明日休みます」
もくじ (1章)
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