涙色ドロップス

詩・俳句・短歌など

更新日:2021年3月1日

涙色ドロップス

第1章

ポケットの中の
涙色ドロップス
切なさに たちまちとろけていくよ
いつかの朝焼け
手のひらで受けた陽の光のように
儚く消えていく

手のひらの上の
涙色ドロップス
温かさに たちまちとろけていくよ
いつかの夕立に
手のひらで受けた雨水のように
そっと揺れている

僕は胸の中 深く 
この手を入れる
驚くほど凍えた 冷たいその指先に
君が背を向けた理由がわかる気がした

記憶の片隅 その残像さえ
君は触れた途端に、消えていく
壊れた砂時計 もう もとには戻せない
指の間から
さらさらと 思い出もこぼれて

瞳の中の
涙色ドロップス
明日への希望とともに輝いて
見上げた いつかの星空
沢山の瞬きは
煌めきながら
永遠に美しく、君とともに
「さようなら」
僕は後ろ手に優しく…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年3月1日

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