魔剣と僕
第1章
魔剣を拾った。よく分からないが、公園に落ちていた。
いつもの様に電車に乗り、仕事をこなし、今日も一日疲れた、そう思いながら帰路に着いた。
駅から僕の家までの道のりには公園がある。真ん中に大きな池があり、その周りには木々が生い茂っている美しい公演だ。その周囲も走ることもできるし、簡単な遊具が揃えてある場所もある。
僕が通勤する時間や帰宅する時間の頃には子供達はおらず、ランニングする人々がいるくらいだ。人通りは少ない。どこか神秘的な、ジ○リに出てきそうな雰囲気が気に入っている。
そんな公演をいつも通り歩いていると目の前に妖しく、紫色の様な薄暗い色で光る物体を見つけた。何だろうと思って近づくと、随分と立派…
もくじ (1章)
作品情報
作品紹介文はありません。
物語へのリアクション
お気に入り
0読書時間
6分コメント
0リアクション
6