機械仕掛けのグリン

SF・ファンタジー

更新日:2021年3月6日

機械仕掛けのグリン

第1章 プロローグ

燃え盛る炎の海の中、鮮血のように赤い髪をした少女の姿をしたそれは事も無げにこちらに近づいてくるとこちらを見下ろし、にっこりと笑う。

「ハロー青年、私の名はグリンだ。」

「…知ってます。」

「おや?そうかい?ふむ、…青年、つかぬことを聞くが、そんな罪人のように閉じ込められ、芋虫のように這いつくばっているところを見ると、君はもしや困っているのかい?」

「困っては、…いませんね。このまま燃え死のうと、生き延びようと、どちらにしろ僕は明日処刑されて死ぬ身ですので。」

「ふむ、それは困ったな。」

「貴女は機械なのに"困る"のですか?」

「あぁ、困るさ。君はロボット三原則を知っているかい?」

「まぁ、一応は。」

もくじ (1章)

  • 第1章 プロローグ 第1章 プロローグ

    第1章 プロローグ

    2021年3月6日

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