完結

電車とリボン

恋愛

更新日:2021年3月18日

電車とリボン

第1章 僕らの秘密

僕と紗耶香が出会ったのは、僕らが5歳の頃だ。
僕の隣の家に、紗耶香一家が越して来てから、
同い年の僕らはいつも一緒にいて、時に喧嘩はしたけれど、毎日一緒に笑っていた。

僕がその美しいものに出会ったのは、小学4年生の時。
その日、クリスマスにサンタさんから何をプレゼントされたのか、紗耶香と見せ合う約束をしていた。

僕の部屋の扉を開けると、紗耶香が「わぁ」と声を上げた。
僕がプレゼントされたのは、おもちゃの鉄道のプラレール。
小さな子供部屋だけれど、ベッドを除いた敷地いっぱいに、曲がりくねったプラスチックのレールがどこまでも繋がっている。
その上を、緑色の車両がギュインギュインと音を立てて走り続けると、いつの間…

もくじ (3章)

  • 第1章 僕らの秘密 第1章 僕らの秘密

    第1章 僕らの秘密

    2021年3月18日

  • 第2章 僕らの別れ 第2章 僕らの別れ

    第2章 僕らの別れ

    2021年3月18日

  • 第3章 僕らの約束 第3章 僕らの約束

    第3章 僕らの約束

    2021年3月18日

作品情報

侑と紗耶香は、小さな頃からずっと仲良しだった。

小学生の時、お互いのクリスマスプレゼントを見せ合い、
侑は紗耶香の人形のドレスに、
紗耶香は侑の電車の玩具に夢中になり、
二人はプレゼントを交換する。

時が経ち、侑はこれからも一緒にいるのが当たり前だと思っていた。
しかし、紗耶香は電車運転士になるという夢のために、神奈川の高校に行くという――。

二人の約束を果たすまでの物語。

物語へのリアクション

お気に入り

2

読書時間

8分

コメント

21

リアクション

317
  • 挿絵

関連作品

このページの内容について報告する