完結

ちちんぷいぷい

子供向け・児童文学

更新日:2021年4月3日

ちちんぷいぷい

第1章



真っ白い視界の中を、少女は歩いている。
いまは、凍れるような寒さで
油断するとすぐに転んでしまいそうな冷たい道で
時折、怒ったように吹く風に見舞われると
どこに道があるのかも
どっちに向かっていけばいいのかも
わからなくなって、泣きたくなる時もあるけど

“どんなに小さな一歩でもいいから
不安でも、決して止まってはいけないよ“

というこの町の言い伝えを
少女は、心の中で繰り返しながら歩いている。


春の足音が聴こえてくる頃には
少しずつ雪もとけて、
木々は緑にあふれ、色とりどりの花が咲き出し
暖かな光りに包まれていくことを
少女は知っている。

だから今は、真っ白い世界に夢を描くように
春になったら...を自由に想像する。

だ…

もくじ (1章)

修正履歴
  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年4月3日

作品情報

雪に覆われた真冬に書き始めて、投稿に至らないまま、雪解けを迎えてしまい...
その間、視界も心情も行きつ戻りつしながら、ようやく春を迎えました!という感じです。

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