ありのままに

更新日:2018年12月7日

ありのままに

第1章 人生の秘訣

背丈のとても短い黒い草が、二十数本生えている。

その草の生えている土の上には、家屋が一軒だけ立っている。

薄茶色より少し赤みを帯びた色。おそらくレンガでできているのだろう。しかし、継ぎ目ははっきりとしない。もしかしたら木造だろうか。

屋根まで同じ色で平坦に塗られているので、草むらに一軒だけの家だが、その家が強く自己主張してくることはない。

そのことが、屋根の上にいるものの存在を、よりいっそう際立たせている。

屋根の上いっぱいに、仰向けになって気持ち良さそうに横たわるもの。

足の長さは身長の四分の一もない。膝を真っ直ぐに伸ばし、つま先はピンと上を向いている。つまり、足首はぴったり九十度の角を保っている。

もくじ (1章)

  • 第1章 人生の秘訣 第1章 人生の秘訣

    第1章 人生の秘訣

    2018年12月7日

作品情報

monogataryさんに登録して物語を書き始めてみて、自分が風景描写や細部の描写を苦手としていることに気づきました。そこで、苦手克服の為に、とにかく物を観察したまま書いてみるということにチャレンジしてみようと思います。5年後には(できればもっと前に)得意になっていたい!

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