花を買いに

詩・俳句・短歌など

更新日:2021年5月15日

花を買いに

第1章

僕は
摩天楼を背に
街灯がちらつく
ほの暗い通りを歩く

まばらに
開け放たれた窓から洩れる明かり
まるで少女が擦ったマッチの灯りのように
それは優しく、暖かく  
僕をふいに立ち止まらせ
想い人を描かせる

何かが足りない
愛おしい声のしない傍らに
それは僕の不甲斐なさだと疑わない日々

そうだ明日 僕は
君の好きな花を買いに行こう
そうしたら
貴女は笑顔の花を
咲かせてくれるだろうか

そう 僕は出掛ける
愛する人の為に
君の好きな花を買いに

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年5月15日

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