完結

花筏

詩・俳句・短歌など

更新日:2021年6月8日

花筏

第1章

しがみついていた枝から別れを告げた私は、踏み付けられる冷たいアスファルトの上に身を投げた

空っぽの心ははらはらと地面を転がって、目を覚ました時には心地良い水面に辿り着いていた

流されるがままにこの身を任せてまたそっと、そうそっと、その静かなる雑踏の中に身を潜める

流るる涙も洗い流され
やがて幾重にも折り重なって
またひとつ、幸せな溜め息をつく

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年6月8日

作品情報

《ひぐらし 第五十一作目》
命はまた
形を変えても
尚、生き続ける

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