完結

深夜のワイン

エッセイ・ノンフィクション

更新日:2021年6月22日

深夜のワイン

第1章

 お酒には、めっぽう弱い。
 飲み会では、付き合いのビールをグラスに半分飲めたら、まあ、いい方。ベタベタする甘いカクテルも、あんまり好きじゃない。
 即酔っ払うけど、タチは悪くないと思う。ちょっと楽しくなって、すぐ眠くなるだけ。



 そんな私にも、好きなお酒の時間がある。
 実家の母と舐める、ワインだ。



 と言っても、詳しいわけでもこだわりがあるわけでもない。カルディコーヒーで説明書を見ながら選んだワインを携えて、月に一度くらいだろうか、電車で一時間の実家に甘える。
 もう働いていて結婚もしているんだけれど、帰ろうかな、とLINEすると、何食べたい?と母はいつも嬉しそうに聞いてくれる。
(ちなみにその時は、夫も夫の実家…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年6月22日

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