完結

あなたの好きなお酒だから

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更新日:2021年6月22日

あなたの好きなお酒だから

第1章


"今日は何時に会えそう?"

彼からの連絡はいつも突然で、
だけど彼からの通知が来ないかなぁ。なんて
スマホを握りしめて待ってる自分もいる。

健気だと言えば聞こえがいい。


"今日は早く帰れるよ!何時にする?"

いつも通り彼の都合のいいように
わたしは当たり障りのない連絡を返す。


そして、いつもの飲み屋で待ち合わせる。


「すいませーん!ハイボール2つで!」

彼は決まってそのセリフを言う。
いつからだろう、このわたしの耳にタコができてしまうほどに彼と飲むようになったのは。

ちなみにわたしはお酒は苦手だ。

今日の仕事の話やら、彼の奥さんの話やらを
ハイボールを交わしながら聞いている。

あぁ、結局都合がいいんだろう。
話したく…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年6月22日

作品情報

真面目にせっせと生きてきたわたしにも
こんなことが起こりうるのだと、
いつも通りハイボールを交わしながら考える。

今宵も何杯目かわからないハイボールで
2人でグラスを空ける。

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