完結

初夏

恋愛

更新日:2021年7月6日

初夏

第1章

陽射しが夏に向かって駆け出し始めた気持ちの良い日だった。
 それに反して、私の恋はサヨナラに向かって駆けて行った。

⌘⌘⌘

『今、自分の気持ちがよく分からなくてさ。忙しいからかな。もう少し自分の時間が欲しいんだ。』 

 あなたの言葉を理解しようと、頭の中で何度も反復しながら、食べかけのソフトクリームを眺めた。

「ほら、ソフトクリームが溶けてるよ」
と優しく手を拭いてくれる。
その優しさが罪だっていうこと…
拭いて欲しいのは、手じゃなくて私の涙ということに、気付いてないよね。

⌘⌘⌘

 ハッキリ嫌いとか、別れようとか言われた訳じゃないけど、傷つけたくない思いから出た台詞には違いなかった。
 あの時から一年経った今も、あな…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年7月6日

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