完結

すべてを君と

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更新日:2021年7月17日

すべてを君と

第1章

 朝、鏡を見ながら君の事が頭によぎる。
 『あれ、ちょっと太ったかな。気を付けないと。だらしないと思われるや』

 ドアを開けると同時に風が吹いて君の事が頭によぎる。
 『いい風だ。この風にふかれる君が見たかったな』

 植物に詳しくないけど、金木犀だけは分かるから、
 秋が近づくとその匂いを探す。
 少しでも君と同じものを感じられるのが小さな自己満足なんだ。

 遠くに出かける時は、必ず君が窓際。
 外に見える四季折々と君を一緒に目に入れられるの、お得でしょ。

 風が湿ってくる季節には君の髪が短くなって、
 さすように冷たい風の時には長くあったかそうな髪になる。
 君を見てるだけでも季節の移り変わりを感じることができるよ。

 今まで季節な…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年7月17日

作品情報

2次元とか3次元とか、周りの声はいったん置いとこう。

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