完結

休日出勤

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更新日:2021年7月21日

休日出勤

第1章 勝ち目のない彼女の哀しいプレゼント

カタカタカタ…

先輩「早く終わらせろよー」

私「まだ資料ができないんですぅー」





タイピングする私の真向かいに先輩が座り、欠伸をしている。

今、貸会議室で、先輩と2人きり。

というのも、明日のプレゼン資料に不備がある事に今朝気付いて、先輩にヘルプの電話をしたのだ。

奥で彼女らしき声が聞こえたが、先輩は「仕方ないな〜今回だけだぞ?」と、休日なのに駆けつけてくれた。


でも、そのワガママを言うのは今日で最後。

だって先輩は、来週、結婚するから。

今日は自分の気持ちに区切りを付けるためにも、先輩を呼び出したのだ。







「先輩の普段着姿カッコイイ…パーカー似合いすぎでしょ…」と、あらぬ妄想をしていたら、先輩に肩をコツンとつつか…

もくじ (1章)

修正履歴
  • 第1章 勝ち目のない彼女の哀しいプレゼント 第1章 勝ち目のない彼女の哀しいプレゼント

    第1章 勝ち目のない彼女の哀しいプレゼント

    2021年7月21日

作品情報

上司と部下の、切なすぎるほろ苦悲恋ドラマ。

教育担当である事を口実に、仕事の事を理由に休日に先輩(男性)を呼び出す、新人女子社員(主人公)。
こうして今日も、ヘルプの電話をする。
「先輩、私、明日のプレゼン資料がまだできてなくて…。手伝ってくださいよー!」
必死でお願いすれば、「仕方ないな…」といつも付き合ってくれる。
今も私のためだけに休日出勤してくれてるし、先輩の普段着のパーカーが見れたし、気分は最高潮!!!


でも、今日限りでお終いにする。
なぜなら先輩は、来週、結婚するからだ。
先輩に帰る場所があるのは分かってた。
だけど今だけは、私の事を女として見て欲しいの…。

先輩に結婚のお祝いと言い、哀しいプレゼントをした。
この時間が過ぎれば、片想いをキッパリ終わらせますから。
先輩お願い、私の想いを受け取ってください。

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