完結

だって俺の恋心なんて、これまで一度だって叶うものだった試しがないじゃないか。

SF・ファンタジー

更新日:2021年7月26日

だって俺の恋心なんて、これまで一度だって叶うものだった試しがないじゃないか。

第1章



これならいいのかよ。なぁ。


握り潰すほどの強さで俺の手を握ってくるこの男は、確かに男だけれどどこか中性的で、けれど確固たる強さがあって。俺の「そうなりたかった」が隣で同じ感情に戦慄いている。


これなら、いいんだろ。


こんな感情もきっと奴らにとっちゃ負け犬の遠吠え。世界はこんな俺らを見て、猫撫で声で言うのだろう。「そうよ、それでいいの」と。そして満足げに目を細めるのだ。


あぁ、そうかよ。これで満足かよ。

もくじ (4章)

修正履歴
  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年7月25日

  • 第2章 第2章

    第2章

    2021年7月25日

  • 第3章 第3章

    第3章

    2021年7月26日

  • 第4章 第4章

    第4章

    2021年7月26日

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