完結

夢まくらに立つ鬼

エッセイ・ノンフィクション

更新日:2021年7月27日

夢まくらに立つ鬼

第1章 夢まくらに立つ鬼

移動教室から戻ると、机の中に入れていた教科書が机の上に山積みにされていた。

また、あいつか…

少し離れた机に腰をかけ、足を組みながらにやにやこちらを見ているあいつ。

何がきっかけだったのか、どちらから始まったのかすら思い出せない中学生のケンカ。

聞こえるように「こんなイタズラしてマジでガキっぽいよね。笑」と友達に笑いながら話す私をあいつはギロリとにらむ。

数ヶ月前まで、普通に話していたのに…、
美術の時間にとても素敵な絵を描いていたから「うまいんだね!絵が描けてかっこいい!」と私が褒めると「こんなの大したことないよ」とにっこり笑って答えてくれる。

廊下で走って汗だくになったら、「ちょっとこれ持っといて」と…

もくじ (1章)

修正履歴
  • 第1章 夢まくらに立つ鬼 第1章 夢まくらに立つ鬼

    第1章 夢まくらに立つ鬼

    2021年7月27日

作品情報

大好きな友達とケンカしたまま別れを迎えた話。

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