完結

忙しい朝に、一言の愛を。

ヒューマンドラマ・日常系

更新日:2021年8月24日

忙しい朝に、一言の愛を。

第1章 心を亡くすと書いて

 朝起きて最初に言葉を交わす人間が自分にとって大切な人であるならば、それはとても贅沢で幸せなことだ。子供の頃は両親に「おはよう」と言って、美味しい朝食を食べてから学校に行った。毎朝四時半には起きて畑仕事をしていた両親が作った新鮮な野菜が食卓に並んでいた。大学生になって上京して一人暮らしを始めてからは、同じ授業を履修していた仲のいい友達と一日の最初に言葉を交わした。そんな当たり前の日常が幸せだったと気づいたのは社会人になってからだ。

 社会人二年目の朝は早い。朝の五時前に眩暈がするような無機質なアラームに起こされて、身だしなみだけ整えて家を出て、スマホをいじる隙間さえない満員電車に乗り込む。起床から…

もくじ (6章)

  • 第1章 心を亡くすと書いて 第1章 心を亡くすと書いて

    第1章 心を亡くすと書いて

    2021年8月24日

  • 第2章 不思議少女 第2章 不思議少女

    第2章 不思議少女

    2021年8月24日

  • 第3章 タイムトラベル、究極の二択 第3章 タイムトラベル、究極の二択

    第3章 タイムトラベル、究極の二択

    2021年8月24日

  • 第4章 会いに来てくれたんだね 第4章 会いに来てくれたんだね

    第4章 会いに来てくれたんだね

    2021年8月24日

  • 第5章 キャラメルと葵 第5章 キャラメルと葵

    第5章 キャラメルと葵

    2021年8月24日

  • 第6章 時をこえて言いたくて 第6章 時をこえて言いたくて

    第6章 時をこえて言いたくて

    2021年8月24日

作品情報

社会人二年目、暦の上では夏。俺と、とある少女の朝の物語。

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23分

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