完結

その他

更新日:2021年8月26日

第1章

 日が落ちてくると体の中がざわざわと騒ぎ出す。
 何かが内側から出てこようとしてるみたいで、時々かきむしりたくて仕方ない。

 それは夕暮れ頃から始まって日没になれば治ってしまう。
 気をつけなくてはいけないことがひとつ。
 衝動が静まると同時にこの体は鳥になる。

 足の先からゆっくりと細胞が変わっていく。
 細い足に発達した筋肉がついて、両腕が翼になって、口が鋭い嘴になる。

 もう何度も繰り返してきているけど、どうしてこうなるのか未だに不思議でならない。

 鏡を見ると不死鳥に似た真っ白の鳥が睨み返してきた、どこの毛も白いのに、尾だけは薄く虹色がかっているのが存外気に入っている。

 いつの頃からか、夜と同時に鳥になり、朝日が出ると…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年8月26日

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何も考えず、雰囲気だけで書きました。

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