後の世界
第1章 盛衰
そう、作者のひとみ
一日から始まる数列。瞬時、瞬間、常に、鬱(うつ)の異世界からマブタを開ける。ウチからすれば、マブタは卵の殻。その中から奏でる心の叫びの振動が、マブタを開けたくないのにヒビを入れる。
それは、低音の弦楽器の音が中身の無い地下通路で振動するようなもの。うちの頭の中で、奏でる、その叫ぶ音は、想定していた寂しさを超えている・・。
たまに、高音の響きを奏でれば、気が狂ったかのように扱われる。寂しすぎるよ・・
こんなに、寂しい音が響き渡る場所、ここが、今、ウチがいる世界。君も気づきだしてるはず。
大勢の世界製作者たちは、毎日の繰り返しのスピードを上げ、自分たちとは違う音を奏でるものを、よってた…
もくじ (1章)
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