完結

まさかの十五夜

恋愛

更新日:2021年9月21日

まさかの十五夜

第1章

ガチャンッ

キイっと軋む扉を開けると、さあっと夜風が頬を撫でた。
周りに高いビルが無いここの屋上は、6階建てだが屋上の景色は遠くの山の方まで開けて見え、きらびやかな夜景が広がっている。日と時間帯によればきれいな夕陽を見ることができるここは、私のお気に入りの場所だ。
とはいえ、この夜景を作っている個々の光の元では、何万もの人が今の私と同じように、目の前の残業にうんざりとしているのだろう。
ガチガチになった体で、くっ!と背伸びをすると、街並みの光に負けじと、煌めく都会の少ない星達が目に入った。
そして今夜はひときわ月が美しい。

(夜空を見て、月がきれいだなんて・・・思ったのはいつぶりだろう・・・。)

空や…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年9月21日

作品情報

作品紹介文はありません。

物語へのリアクション

お気に入り

0

読書時間

5分

コメント

0

リアクション

4

関連作品

このページの内容について報告する