思っていること
第1章
自分の住む地域では、夜になると公道で成人男性達がスケボーに勤しんでいます。
シティボーイに憧れているのか、数人が集まって飛んだり跳ねたり、アクロバットな技を練習しています。
しばらく前は、派手に失敗して転落事故があった、と噂になったほどです。
田舎の夜に人は少ないとはいえ、車も通れば通行人も居ます。
そんな中で練習する彼らを見て、思っていることがひとつあります。
とても面と向かっては言えないので、ここで告白させてください。
彼らはカッコよくジャンプして技を決めてるつもりなのでしょうが、どう見ても、短足のペンギンがジタバタしてるようにしか見えないのです。軽やかでないのです。
もくじ (1章)
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せきららに。
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