完結

未必の恋

恋愛

更新日:2021年10月13日

未必の恋

第1章 1


 彼氏が死んだ。首や背中を刃物で刺されて、病院に運ばれたけど、出血多量で死んでしまった。

 彼氏を刺したのは、私の幼なじみだった。

 私はそれをニュースで知った。厳しい残暑が続く蒸し暑い朝のことだった。
 その時の私は、リビングのソファにだらしなく座って、グラスに注いだトマトジュースに口を付けていた。昨日から返ってこないLINEにいらだちながら。
三人で海に行く約束をしていた。今年の夏の最後の思い出に。それなのに二人揃って、連絡も無しにドタキャン。


『確認! 今日は6時に駅前で合ってるよね?』
『全力ではしゃぐためにスニーカーで行こうかな(笑)』
『あと五分で着く!』
『おーい、二人とも遅刻ですかー?』
『起きてる?…

もくじ (10章)

修正履歴
  • 第1章 1 第1章 1

    第1章 1

    2021年10月13日

  • 第2章 2 第2章 2

    第2章 2

    2021年10月13日

  • 第3章 3 第3章 3

    第3章 3

    2021年10月13日

  • 第4章 4 第4章 4

    第4章 4

    2021年10月13日

  • 第5章 5 第5章 5

    第5章 5

    2021年10月13日

  • 第6章 6 第6章 6

    第6章 6

    2021年10月13日

  • 第7章 7 第7章 7

    第7章 7

    2021年10月13日

  • 第8章 8 第8章 8

    第8章 8

    2021年10月13日

  • 第9章 9 第9章 9

    第9章 9

    2021年10月13日

  • 第10章 10 第10章 10

    第10章 10

    2021年10月13日

作品情報


 彼氏が死んだ。首や背中を刃物で刺されて、病院に運ばれたけど、出血多量で死んでしまった。

 彼氏を刺したのは、私の幼なじみだった。

「警察の取り調べに対し真野容疑者は、『包丁で何回も刺したことに間違いありません』と容疑を認めた上で、動機については『恋も友情も同時に失って孤独に耐えられなかった。自分も死ぬつもりだった』と供述しているということです」


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