完結

紅茶と片想い

恋愛

更新日:2021年11月2日

紅茶と片想い

第1章


 錦糸町のとあるカフェで待ち合わせをした。
 10分以上前に着いたのに、あなたは既にいた。本当にしっかりした人だ。
「遅くなってごめんね、待った?」
「俺も今着いたとこだよ。遅れたわけじゃないんだし謝ることないよ」
 この会話は毎回会うときに展開される。社交辞令だと思われていないことを願う。

 私たちは高校時代の同級生だ。今は別々の大学に行っているため、月に1回くらいのペースでこうして会っている。
 電話などでも喋っているが、実際に声を聴くとまた別の嬉しさがあった。何より同じ空間で時間を共有しているということも。

「それでさ、その授業で友達がね、...。」
「まじかよ、その友達めっちゃいいじゃんか」

 お互いに大学…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2021年11月2日

作品情報

自分が将来こうならないようにしたいなって思いました。

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