イブの上書き
第1章 〜私だってクリスマスに癒されたい!〜
「皆さんこんばんはー!さぁ始まりましたー!」
私の仕事は、聴いてる皆さんに声を届ける仕事。
クリスマスを1人で過ごして、寂しい思いをしてる人がいたら、少しでもこのラジオで癒されれば…という想いでやってる。
だけどたまには、私だって癒されたい。
「今日はクリスマスイブなので、今からクリスマスソングをおかけします!その後、恋の悩み相談にも乗っていきまーす!ドシドシ応募してくださいねー!」
スタッフ「音楽入りましたー」
クリスマスイブだというのに、毎年、仕事である。
少し凹みぎみの私に、後輩君が駆け寄ってきた。
後輩「毎年恋愛相談人気ですね!続々とメール来てますよー!!!俺もメール送っちゃおうかなー!」
そう話…
もくじ (1章)
修正履歴作品情報
主人公→ラジオDJの女性(アラサー)
相手役→後輩AD
何も不満はない、仕事も順調…なはずなのに。
いつもこの季節になると、古傷を思い出して切なくなる。
「私だって癒されたい!」という、フラストレーションが溜まる一方。
そんな私に、後輩ADからのサプライズ?!
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