完結

つるっつるな、世の中に俺はいた。

異世界

更新日:2022年1月20日

つるっつるな、世の中に俺はいた。

第1章

「きゃあー」

朝、洗面所から、母の悲鳴が聞こえた。

布団から飛び起き、寝ぼけながら向かってみると母が、つるっつるの丸坊主だった。そして、鏡にうつった俺も丸坊主。母は、どうやら自分の姿に驚いて、悲鳴をあげたらしい。父は、ちなみに違和感のない丸坊主だった。

その朝、日本中で同じような事が起きていた。

ニュースで、この世から、毛がなくなったのだと放送されていた。原因は、不明とのこと。これは、髪の毛に限ったことではなく、まつ毛や眉毛、体毛、そして動物たちの毛、まで無くなっていた。

 夏になると、人々は、毛が無い生活に慣れはじめていた。毛が無い世の中になって、人類が変わったことといえば、女性が帽子を被るようになっ…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2022年1月20日

作品情報

体毛が気になってしまう。そんな悩みと共に産まれた作品です。

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