完結

栞の代わりに

恋愛

更新日:2022年1月23日

栞の代わりに

第1章

今まで言えなかったけれど、ずっと好きだった。

だから、本当は明日の結婚式、君の花嫁姿を辛くても祝福するつもりだった。

でも、君の婚約者であるあの男と親友のはずだったあの女の裏切りを目にしてしまったんだ。

僕はいつも手遅れになってから間違いに気付くんだね。

これから君が貸してくれたこの本を送ってから車ごと崖から飛び降りるよ。

本当は全てを墓場まで持っていくべきなのだとは頭では分かる。

でも、君にとって大切な二人を殺した僕が理不尽な憎むべき悪人として記憶されるのはどうにもやりきれないんだ。

それでは、貸してくれた本に栞代わりに挟んだこのメモを君が確かに目にすることを願って。

さようなら。
君を心から愛する幼友達…

もくじ (1章)

修正履歴
  • 第1章 第1章

    第1章

    2022年1月23日

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