完結

酔いどれ探偵 山崎響 ◆インターミッション◆

更新日:2018年7月22日

酔いどれ探偵 山崎響 ◆インターミッション◆

第1章

 「まさか、家族全員が怪盗だったとはなぁ」
 深夜の大阪港。
 埠頭の倉庫の片隅で、大阪府警の大和川警部は顎に伸びた無精ひげをさすった。
 「らから……やまらさん一家があやしいって……最初からいってたじゃないれすか」
 その横に、真っ赤な顔をして足元のおぼつかない女性が、かろうじて立っている。
 「警部! 山崎響さんの身柄を確保、もとい、支えてもよろしいでしょうか!?」
 「倒れそうになったら構わんが、それまではやめておけ。セクハラで訴えられるぞ」
 「はっ!」
 傍らにいた制服の若い警官が敬礼する。
 「いーのいーの。岸辺くんは、おねーさんに触っていーのよー。大和川さんは、らめ。倒れそうになったら、岸辺くんがたすけてねー」
 「…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2018年7月22日

作品情報

『名探偵 山崎響』シリーズの幕間、という感じで書いてみました。

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