完結

配合率と缶コーヒー

ヒューマンドラマ・日常系

更新日:2022年2月3日

配合率と缶コーヒー

第1章

 目の前に高田君が立っている。

 戦いを好む何人かの女子生徒が今日は、登校中や昼休みや帰り際、代わる代わる高田君に挑んでいった。しかし、皆肩を落として帰還する。高田君にかすり傷ひとつ付けられずに。
 そして私は、赤い箱に入ったチョコレートを胸の高さに持ち、今、高田君の前に立っている。
「話したい事って、何?」
 高田君に声をかけられて、はっとする。
 そうだ。私は、高田君に告白しようとしていたんだった。バレンタインと世間が騒ぐ今日、チョコレートという武器を携えて。別に戦いたいわけではない。

 すると、高田君の顔を一対一で見た瞬間、疑問に思ってしまった。
 ___好きって、何だ?
 それは呪いのように足元から私を囲い始め、と…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2022年2月3日

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