きな
第1章
食卓に蟻が伝う。台所はコバエのテリトリーになった。飼い猫が小鳥を咥える。
「人間の住む家じゃない」そうさ。僕は人間じゃないってば
どうだい僕の住処は、?なかなかおぞましくて素敵だ
今日の空はいいにおいがする
あの人のせいで知ってしまった空の名は群青。
何故か知りたくなかったと思う。きれいな名前。
昨日は少し寝れなかったんだ。
どのくらい寝たんだい?
そうだな、確か2時間と半分くらいだろう
なんだ、まるで寝ていないじゃないか
そうなんだちっとも寝れはしなかった。
なにか?まさか寝れないまま布団の中でうずくまってはいまいまろうな?
心配はするな。とこに入れば二分で寝たさ。
自分が理由で飛び降りた人を思い返すと、割と昼し…
もくじ (1章)
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ねむい。ねむい。ねむいなあ。、
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