完結

とける

詩・俳句・短歌など

更新日:2019年8月12日

とける

第1章

僕は時たまドロドロ溶け出すんだ。

ドロドロのまんま、君のところへ。
君には見えないけど、僕は君の一部になる。

そうして、君の一部の僕は、君の気持ちを考える。

やっぱり君はわからない。
一部になってもわからない。

そうして僕はわからないまま
僕は個体に戻るんだ。

疑問だけが宙ぶらりん。
それを捕まえないと、僕は僕に戻れない。

なんだかわからない肉片のまま、空気に触れて腐りだす。
腐敗したら僕は僕に戻れない。

早く、速く、はやく、ハヤク、
君の気持ちがわかりたい。
わからないと戻れない。
ワからなイと戻れない。
わカらナイと戻レナい。
ワカラナイト戻レナイ。

僕に誰?誰は君?君の僕?僕も君?誰が僕?君と誰?

僕はどこ?

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2019年8月12日

作品情報

溶ける 解ける 融ける 熔ける 説ける

物語へのリアクション

お気に入り

1

読書時間

1分

コメント

2

リアクション

4

関連作品

このページの内容について報告する