不慈善状態
第1章
教室。
ぼっちは気楽だ。
だから、そっとしておいてほしい。
それなのに、話しかけてくるヤツがいる。
俺は話しかけてくるヤツを無視する。
すると話しかけてきたヤツは、自分のコミュニティに戻る。
そのコミュニティの会話が聞こえる。
「何であんなヤツに話しかけんだよ、バァカ」
「いや寂しそうにしてたから」
してねぇよ、寂しそうになんかしてねぇよ。
寂しそうになんかしてねぇよ。
寂しそうになんかしてねぇよ。
寂しそうになんかしてねぇよ。
・
・
・
自分の家で曲を作る。
今日あった怒りをそのままぶつけた曲だ。
<Aメロ1>
恩着せがましい 一撃、発破
ヒトのジョウタイ よく見てますね
お節介丸出し 会心、全滅
ヒトをカワイソウ 認定してさ
…
もくじ (1章)
作品情報
ぼっちの話。
最後は力強く進んでいく。
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