なぜ
第1章
気がつくと
俺は おれだった
なぜ俺なんだろう
まてよ
子供の頃俺は不思議な見たこともないへんな乗り物の中にいて
この地球に落とされたような記憶がうっすら残っている
そうだ
だから俺は特別なんだ
だから
この違和感
俺は容姿もいいし地球の女達は俺を欲しがった 俺のものになりたいのか。
街を歩いていても。不思議な事に人間たちが俺に軽く会釈している気がしていた
仮の親は俺を大事に大事に育てていたし裕福だった
途中父親の仕事がダメになって少し苦労したのは。少し試練もさせないと…だったんだな
学校も大学まで普通に行き仕事もすぐに決まって人間らしく働いている
そんな毎日が俺の違和感をなくさせる
だけどフッと思い出す
いつ俺は俺のいたと…
もくじ (1章)
作品情報
自分の中にあるもの
物語へのリアクション
お気に入り
0読書時間
2分コメント
0リアクション
5