完結

復讐というには甘すぎる

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更新日:2019年9月5日

復讐というには甘すぎる

第1章

彼、友成くんと付き合い始めたのは、大学2年の夏だった。1年生の頃、第二外国語の講義が一緒で、そこで知り合った。同じ文学部だったが、学科が違ったのでお互い言語を取っていなかったら接点はあまりなかったかもしれない。先生に指示された通りに席に着くと、隣の席に友成くんがいた。190センチ近い巨体に最初はビビってしまったが、中身は犬のようだった。よろしくね〜、とふわふわの髪と大きな手を揺らしていたのを今でも覚えている。
友成くんは物に執着していなかった。しょっちゅう忘れ物をしていて、シャーペンを貸すのは当たり前、電子辞書を一緒に覗いたり、ルーズリーフをあげたり、スマホ貸してと言われたときはさすがに気をつ…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2019年9月5日

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