『荒野の坊っちゃん』感想文(再掲)

アクション・バトル

更新日:2019年9月10日

『荒野の坊っちゃん』感想文(再掲)

第1章

金原塩之介『荒野の坊ちゃん』(蒼英社文庫)

 いやー、面白かったです。
 この小説は、タイトルからもわかるとおり、夏目漱石の『坊ちゃん』のパロディでなんですが、黒沢映画でも「荒野」とつけばたちまちウエスタンになってしまうように、これも夏目漱石文体でありながら、まごうことなき西部劇なんですね。
 漱石文体でのパロディ小説としては『贋作《坊っちゃん》殺人事件』とかが面白かったのだけれど、西部劇というのは思いつかなかったなあ。
 漱石文体が意外と西部劇に似合うということを発見いたしました。

 冒頭からして、こうです。
「親譲りの二丁拳銃で、子供の頃からソンブレロかぶってゐる」
 これは言うまでもなく『坊っちゃん』の冒頭の、…

もくじ (1章)

修正履歴
  • 第1章 第1章

    第1章

    2019年9月10日

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お題募集の時に出したものですが、お題採用されましたので、お題を変えて再提出します。

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