完結

さよなら、羞恥心

エッセイ・ノンフィクション

更新日:2019年9月11日

さよなら、羞恥心

第1章




 眠い目を瞬かせながらトイレのドアを開けた。
 人工的なラベンダーの香りを嗅ぎながら便座に腰掛けると、
「ヒッ!」
という声が漏れてしまう。
 便座カバーは洗濯しようとカゴに突っ込んでいたし、便座暖房もオフにしていた冬のある日。
 いつもなら「ふぅー」と呼吸をすればヤツが出てくるのに、この日は違った。

「あれ……おかしいな……」
 出そうではある。
 もう少しで出口というところまで来ているのに、ヤツはすんなりと出てきてくれなかった。

 だから私は軽く下腹部を撫で、腹筋にググッと力を入れてみる。
 それを何度も繰り返したときだ。
 スルリと抜け出てきたヤツが、ぽちゃりと音を立てて水のなかに落ちていくのがわかった。
 お腹に溜まったヤ…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2019年9月11日

作品情報

はじめに、今回のお話は汚い話題が出てきます……というか、それがメインです。
そういったものが苦手な方はご遠慮ください。
また、飲食中の方もいったんタブを閉じ、また後で読むことをオススメします(・ω<)

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