完結

ギャグ小説:褒めたら貴方は何をくれるの?

更新日:2018年8月18日

ギャグ小説:褒めたら貴方は何をくれるの?

第1章

 いつもの公園で手を繋いで夕日を見る。
 もう帰る場所は同じ家なんだけども、これが付き合いたての頃からのお決まりだ。
 彼はふと、こんなことを呟いた。

「褒めたら100円くれるジジイ」
「えっ」
「褒めたら100円くれるジジイ」
「……そうねっ」

 きっと、私と彼の出会いは最低だった。





 町内で有名なジジイなんて、どこもかしこもいるもんだと私は思うんだけども、うちの町内に住む有名なジジイは特に変わっていて、それは褒めたら100円くれるジジイだった。
 だから私はよくそのジジイを褒めて褒めて褒めまくって、100円、200円、300円、400円と手に入れて、それでスクラッチくじを買って100万円が出る日を待っていた。

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2018年8月18日

作品情報

ハッピーエンドの物語です。
バカだと思って頂けると有り難いです。

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